自分がこの子に出会ったのは7年くらい前でしょうか。
某セレクトショップで働いていたころ、目新しいマウンテンブーツが入荷してきて、その時に存在を知りました。
当時、巷ではダナーのマウンテンライトがブームだったのですが、天邪鬼な僕はそこには手を出さず、ラッセルモカシンなんかを探し回っていた時期です。
なのでその時はマウンテンブーツなんか履かないぜ、みたいな変な意地があったのですが、このブランドはなんかいいな、とひそかに思っていました。
その名は、DIEMME。
イタリアのファクトリーブランドで、山系ブーツをファッション的な切り口でリリースしているブランド、という認識でした。
このイメージをずっと何年も持っていたのですが、最近、再会したら違った印象を持つ子に成長していたのです。
以前もこのブログでご紹介していますが、
DIEMME GARDA
¥27,000 + tax
スリッポン、スニーカーです。
しかもシャネルのオートクチュールにも使う生地をアッパーに使うという洒落物です。
ちなみにメンズ・ウィメンズ両方展開しています。
僕の中では、中学生の時にそうでもなかった女の子が、成人式であったらすごくあか抜けて綺麗になっていたくらいの衝撃でした。
(余談ですが、オートクチュールとかビスポークとかス・ミズーラという響きに弱いのは私だけでしょうか。。プレタポルテもいいですが。)
いや、確かに洒落てます。
蘊蓄もあります。
作りが良いのも知ってます。
しかし、スニーカーとしてはちょっと高価だなぁ、と、思うわけで。
んで、ちょっと試着を。
あー、なるほど。
そうくるか、と。
価格にも納得の履き心地。
甲が低い私は基本スリッポン不適合者なのですが、スニーカーでここまで甲を絞ってくるとは。
ライニングも総革で、なんなら革靴よりも豪華なくらい。
これはちょっと、履かないとわからないかも。
というわけで、もうこうなっちゃうと駄目ですね、買いますよね。
散財ですね。。
皆様もぜひ、一度は足を通してみて頂く事をおすすめします。
ちなみに、サテン地もあります。
本田